家を建てたいと考えるとき、多くの方がまず「間取り」や「広さ」「価格」を気にするのではないでしょうか。でも、実際に暮らしてみて感じる豊かさは、そういったスペックだけでは測れないことが多いものです。光の入り方、家族の気配、季節の移ろい…。そんな数字に表れにくい心地よさを、空間そのもので表現しようとしているのが、hit久留米住宅展示場に新たに登場したパナソニックホームズの「カサートプレミアム」。どんな空間なのでしょうか。

ブランドのテーマは、「暮らしを包み込む」。中庭を中心に据えた設計、こだわり抜いた植栽、あえてダウンライトを使わない照明計画。一つひとつの選択に、明確な理由と思想があります。
家族見守る中庭が真ん中にある
「暮らしを包み込む」。最初に聞いたとき、やや抽象的だと感じるかもしれません。しかし、実際に中に入るとすぐにその意味が分かります。建物の真ん中に、空が見える中庭があるのです。リビングからも、ダイニングからも、ソファに腰かけてもベンチに座っても、視線が自然と中庭に向かうような設計。担当のパナソニックホームズ九州支店の福嶋亮祐さんに「座った時に、自然と全部中庭の方を向くように設計しているんです」と教えていただくまで気づかなかったのですが、言われてみると確かに。家の中のどこにいても、緑が視界に入ります。それが気持ちいいのです。

中庭のコンセプトには、ちゃんとした背景もあります。この住宅がターゲットに想定しているのは、久留米に多いといわれる医療従事者の方々。人口に対する医師・病院の数が日本一とも言われるほど、医療関係者が多い街なのだそうです。多忙な日々を送る中で「休日はただボーッとしていたい」。そんな思いを、緑に囲まれた中庭空間で表現しているといいます。「癒やし」という言葉は使い古されていますが、この空間にいると、その意味がじわっと伝わってくる気がしました。
植栽の一本一本にも、こだわりが宿る
中庭の植栽にもちゃんと意思が感じられます。全国的にも知られ、久留米市に本社がある田主丸緑地建設との協業で、外構も含めて趣のあるつくりにできるそうです。初めて知ったのですが、平地で育つ木は光をどこでも浴びられるので横方向に広がりやすく、山で育つ木は光を求めて上へ上へと細く伸びるのだそうです。住宅の中庭に植えられているのは、その「山の木」。縦にすっと伸びた木々が吹き抜けの高い天井まで届くように植えられ、2階の窓からも緑が楽しめる高さになっています。
季節ごとに表情が移ろいます。イロハモミジなどの紅葉樹もあるので、秋になれば色づいた景色が広がるはず。「ここで建てたらこんな景色が毎日見られるのか」と、ついつい想像してしまいました。それがこの空間の狙いでもあるのでしょう。外壁には「キラテックタイル」という素材を使用。パナソニックホームズとTOTOが共同開発した光触媒をタイルに焼き付けたもので、紫外線が当たると汚れが分解され、雨が流してくれる仕組み。つまり「放っておいたら勝手にきれいになる」外壁なのです。中庭はどうしても湿気がこもりやすく、外壁が汚れやすいという弱点があるのですが、この素材との相性が非常によいのだとか。塗り替えも不要とのことで、これは長く住む家を考えると、安心だと思います。
「天井がスッキリ」その理由とは?
正直、これが一番驚いたポイントでした。この住宅の共用スペースには天井のダウンライトが見当たりません。「でもちゃんと明るいですよ?」と思われた方、そうなのです。暗くはないのです。むしろなんとなく落ち着いていて、ホテルのロビーのような雰囲気があります。

光源は、中庭からの自然光と、車輪をモチーフにしたという「スポークスライト」や間接照明。天井に模様を映し出したり、カーテンのない窓越しにアッパーライトで木の陰影を浮かび上がらせたりしています。夜の空間はさらに雰囲気が増すそうで、昼と夜とで全然違う顔を見せてくれるのだといいます。
「ダウンライトをなくすことで天井のノイズがなくなり、視線がすっと中庭に向かっていく。そういう空間をつくりたかったんです」と福嶋さん。言われるまで気づかなかったのですが、これが空間全体の落ち着きを表現していたのかと、聞いてすっと理解できました。「言われると大きな魅力に感じるこだわり」が、体感としてちゃんと機能しています。自分が家を建てるとしたら、こういう「理由のあるデザイン」は大事にしたいと感じました。
ホテル級の設備 ユーモアも忘れずに
インテリアは「和」と「ホテルライク」の融合がテーマになっています。畳や国産の床材など日本人に馴染みやすい素材をベースにしながら、イタリアのブランド「CUCINA(クチーナ)」のフルオーダーキッチンや、足がサソリの形をしたような個性的なダイニングテーブルがあります。このユーモアあるデザインは面白く感じました。

洗面台は高級ホテル「リッツカールトン福岡」にも採用されているというもので、九州の住宅展示場ではここだけとのこと。「見たことがないものがある」という体験は住宅展示場でなかなか味わえないので、これは実際に足を運んで見ていただきたいポイントのひとつです。空調は全館空調を採用しています。エアコン1台分のユニットで家全体の温度を均一に保つ仕組みで、大きな空間であっても快適さが損なわれません。この住宅は約80坪あるので2台設置されていますが、仕組み自体はシンプル。実際に体感してみると認識が変わるかもしれません。
来場予約は公式サイトから。見学予約特典として、クオカード1,000円分プレゼント(1家族様1回限り、初めてご予約の方限定)があります。「実物を見るまでわからない」という空間は住宅に限らず多いですが、ここはとくにそれが強い場所だと感じます。写真で見るより広く感じるかもしれません。光の入り方も、木の存在感も、照明の表情も、その場に立ってみないと伝わらないものばかりでした。

カサートプレミアム パナソニックホームズ(hit久留米住宅展示場)
https://www.hitweb.co.jp/modelhouse/31532
提供:hit住宅展示場
