デザインも性能も妥協しない 「二刀流」の家づくりとは? hit住宅展示場の新棟チェック【WITHDOM建築設計】

「デザインがいい家にするか、それとも性能を重視するか」。これまでの家づくりでは、どちらかを選べばもう一方は我慢する…。そんなイメージを持ってきた人も多いのではないでしょうか。今回、ファンファン福岡編集部が訪れたのは、そんな“常識”を覆したWITHDOM建築設計の新ブランド「SOLEST(ソレスト)」。福岡県大野城市のhit大野城住宅展示場に完成した新棟を訪れると、そこには「どちらも諦めない」という明確な意思がありました。

一歩足を踏み入れた瞬間に感じるのは、高級感だけではない心地よさ。見た目の美しさと、体感的な快適さの両立こそが、このブランドの核にある価値だと感じました。棟内には、地震が起きたときにソレストがいかに揺れを軽減するかや、冬場の冷え込んだ外気を断熱性能がどのようにシャットアウトするかを体感できる大がかりな設備と実験部屋があります。ぜひ現地を訪れてみてください。

WITHDOM建築設計の新ブランド「SOLEST(ソレスト)」
目次

どちらかを諦めるのではなく、両方を極める技

住宅業界では長らく、「デザインと性能はトレードオフ」と考えられてきました。耐震性や断熱性を高めると構造が制約され、思い切ったデザインが難しくなる。逆にデザインを優先すると、性能面で妥協が生じる―。そんなジレンマが当たり前だったといわれてきました。そんな常識に対して、「ソレスト」はシンプルな疑問を投げかけます。「本当にどちらかを諦めないといけないのか?」と。

耐震性能を体感できる装置は上に乗ることができます

その答えとして掲げたのが、「両方を高いレベルで実現する」という考え方。コンセプトのヒントは、大谷翔平選手の“二刀流”です。「どちらかではなく、両方を極める」という発想を住宅に応用した形です。堀川真二朗取締役は、「住宅でも同じことはできるはず」と語ります。ブランド名の「SOLEST(ソレスト)」は、「唯一」を意味する“sole”と「最上級」の“est”を組み合わせた造語。「唯一無二の最上級住宅」という意味が込められています。

自然と調和する「塗り壁」の美しさ

もともと同社は「WITHDOM建築設計」として、デザインと性能のバランスに優れた注文住宅で評価を得てきました。SNSやYouTubeでの発信によって認知が広がるにつれ、ユーザーからの期待値も上昇。「さらに高いレベルを求めたい」というニーズが増えたことで、「ソレスト」が誕生しました。実際に、平均的な建築価格が約3,800万円であるのに対し、最近では1億円を超える案件も増加。単なる市場の変化というより、「この会社ならもっとできるのでは」という期待が押し上げた結果だといいます。

最高ランクの断熱等級と大胆な設計の両立が可能に

性能面での大きな特徴は、断熱等級7を標準としている点。現時点での最高ランクであり、年間を通して快適な室内環境を実現する重要な要素です。ただし、堀川取締役が強調していたのは「断熱性能=単純に数値の高さではない」という点でした。ポイントになるのは「温熱環境」という考え方。断熱性能が高いと、夏場は熱がこもりやすくなるという側面もあるため、窓の配置や日射のコントロールまで含めた設計が欠かせません。ソレストでは設計段階から綿密なシミュレーションを行い、空調計画も含めてトータルで快適性をつくり込んでいます。

デザイン面では、外観に採用された白い「塗り壁」が印象的です。自然素材特有のやわらかな風合いを持ちながら、施工難易度の高さから採用する会社は多くありません。それでもあえて選ぶ理由は、「ノイズレスなデザイン」を実現するため。装飾を削ぎ落とし、素材そのものの美しさで魅せる設計です。さらに塗り壁はニュアンスカラーとの相性も良く、わずかな色の違いで奥行きのある表情を生み出します。シンプルでありながら印象に残る外観は、感度の高い層から支持を集めそうです。

建築家とつくる、唯一無二の住まい

ソレストのもう一つの特徴が、「建築家とつくる家」というスタイルです。外部の建築家と協働することで、より多様な価値観やデザインの引き出しを取り入れられる仕組みになっています。施主は複数の建築家の中から自分に合うパートナーを選び、その思想や実績に共感しながら家づくりを進めます。そのため、完成する住宅はすべてが一点もの。同じ家は一つとしてありません。

もちろん、誰でも参加しているわけではなく、「高い断熱・耐震性能への理解」や「自然素材への共感」といった前提を共有できる建築家に限定しているのも特徴です。デザインだけでなく、性能面での一定基準を守りながら個性を発揮する仕組みといえます。

棟内に完備する託児スペース。小さな子どもがいても安心

内装も自然素材をベースに統一され、床には無垢材を標準採用。質感の良さとともに、暮らしの中で経年変化を楽しめる要素も大切にされています。一方で、メンテナンス性を考慮した選択肢も用意されており、ライフスタイルに応じた柔軟な対応が可能です。印象に残ったのは、ドアに採用されている神谷建具のステルス枠。枠の存在を感じさせない納まりによって、空間に余計な線が出ず、すっきりとした印象に仕上がっています。こうした細部の積み重ねが、全体の完成度を大きく引き上げています。

「どちらもかなえる」という新しい選択肢

今回の取材を通して感じたのは、「住宅とはこうあるべき」という固定観念に縛られていない姿勢でした。デザインか性能か、ではなく「どちらも追求する」。さらに建築家とともに、自分たちの価値観を細部まで反映させた住まいをかたちにしていく。

WITHDOMグループの堀川真二朗取締役

住まいに求めるものが多様化する今、「妥協せずに理想を叶えたい」と考える人にとって、「ソレスト」は新たな選択肢になりそうです。単なる高級住宅ではなく、“考え方”そのものを提案するブランド―。そう感じさせる家づくりでした。

また、同社には「6回打ち合わせキャンペーン」というユニークな取り組みもあります。設計などの打ち合わせを6回までに完了すると、50万円相当の海外製食洗機がプレゼントされる仕組みで、効率的な進行への協力をユーザーに還元する合理的な発想から生まれたそうです。棟内には託児スペースも完備しており、小さな子どもは保育士に預けられるため、ゆっくりと棟内を見て回ることができます。

SOLEST(ソレスト) WITHDOM建築設計(hit大野城住宅展示場)

https://www.hitweb.co.jp/newopen/oj_solest.html

提供:hit住宅展示場

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