JR九州は、鹿児島本線・千早駅~箱崎駅間に設置予定の新駅について、駅名を「JR貝塚」に決定したと発表しました。開業は2027年予定。九州大学箱崎キャンパス跡地の大型再開発が進む福岡市東区に誕生する、新たな交通拠点として注目を集めています。
駅名応募は1万件超!市民参加型で決定

2025年度初めに実施された駅名募集では、「貝塚」「JR貝塚」「新貝塚」と、いずれも地域名である「貝塚」を含む案が上位を占めました。駅名募集は、2025年4月25日(金)~6月30日(月)の期間で実施し、WEBやはがきで寄せられた応募数は、10,551件にのぼりました。

(提供:九州旅客鉄道)

(提供:九州旅客鉄道)
西鉄・地下鉄にも「貝塚」という駅名があることから、利用者にとって分かりやすく、親しみやすい名称であることなどを考慮し、最終的に「JR貝塚」が採用されています。
SNSでも話題に
駅名発表後、新駅名や応募案に対して、SNS上でもさまざまな反応が見られました。
新駅名に対しては「JR貝塚駅は分かりやすくていい」「駅名表のひらがなは、『じぇいあーる』って入るってことか」「応募した案が採用されてうれしい」といった声が上がっています。
また、駅名案に「貝塚ゲートウェイ」や「千両箱」といった一風変わった名前もあり、
「貝塚ゲートウェイは思わず笑った」「千早と箱崎の間いあるから、千両箱?」など、ユニークな案に注目する声も見られました。
千早〜箱崎間に誕生する新たな拠点駅

新駅「JR貝塚」は、鹿児島本線の千早駅~箱崎駅間、再開発が進む九州大学箱崎キャンパス跡地近くに設けられる予定です。
新駅は、こうした再開発エリアの玄関口としての役割も期待されており、通勤・通学の利便性向上だけでなく、まち全体の動線づくりの要となりそうです。
新駅の概要(予定)
駅名:JR貝塚(じぇいあーるかいづか)
路線:鹿児島本線
設置区間:千早駅~箱崎駅間
開業時期:2027年予定





