「ちゃんと母乳あげてるの?」スーパーで突然始まった“育児チェック”、口出しする失礼なおばあさん…私が勇気を振り絞った一言

初めての育児は、わからないことだらけで毎日が手探りです。産後の身体で赤ちゃんを連れて外出するだけでも、緊張し疲れますよね。そんな状況なのに、赤ちゃんのかわいさ故かこちらの事情も知らない他人から、突然“育児指導”を受けることはありませんか?今回は私が街で出会った、育児に口出しするおばあさんに思わず言い返してしまった、小さな反撃のエピソードです。

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初めての育児とちょっとした外出

初めての出産を終えて、ようやく赤ちゃんとの生活に少し慣れてきたころ。慣れない育児にそれなりに悩みを持っていましたし、ずっと家にこもっているのも気を病んでしまいそうでした。「そろそろ外にも出ないと…!」と思い、子どもをベビーカーに乗せて近所の散歩から始めました。少しずつ足をのばし、近所のスーパーまでも行くことが増えてきました。

赤ちゃんを連れているだけで、いろんな人が声をかけてきます。「あらぁかわいい!」と微笑んでくださる方がほとんどでした。しかし、ある日スーパーのエレベーターの中で、育児に口出しするおばあさんに出会ってしまったのです。

突然始まる育児チェック

写真AC

最初は子どもを見るなり「かわいいねえ、男の子?女の子みたいにかわいいねえ」と子どもをかわいがるような声かけをしてくれていました。「ママも大変だよね、私もあの頃は~」といった共感もしてくださりました。人と接する機会が減り、孤独を感じやすい赤ちゃん育児期間。こうして誰かと会話できることに、素直にうれしさを感じていました。

ところが、喜びは束の間。突然相手から「ちゃんと母乳をあげてるの?」そう切り出されたあと、
「最近の人はミルクばっかりあげて、便利でもダメよねえ。今の人は、楽ばかりして」と心ない言葉を投げかけられてしまったのです。

言葉につまったあと、思わず言い返したひとこと

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会話に喜びを感じていたのに、何が起こったのかわからないくらいの衝撃を受けました。“ちゃんと”って何?母乳じゃないとちゃんとした育児じゃないの?と。というのも、ちょうどそのころ、母乳育児がうまくいかず、完全ミルク育児に切り替えたころでした。

周りのママたちは完全母乳で育てている人ばかり。“自分だけうまくいかなかった”そんな後悔が、まだ私の中でもやもやと残っていたのです。「私だってちゃんと母乳あげたかったよ。でも無理だったんだよ」やりきれない思いと悲しさでいっぱいになりました。また、“最近の人”と一括りにされ、理不尽に批判されることにも違和感を覚え、言葉につまった短い時間の中で沸々と怒りが込み上がりました。

そう気づいたとき、私の口はもう動いていました。
「ミルクですけど、何か問題ありますか?病気もせずよく笑い、元気です。うちにも事情があるんですよ」自分でも驚くほど、はっきりと言えてしまいました。おばあさんは一瞬きょとんとして、エレベーターを降りていきました。

子どものために、外野の声より自分を信じる

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私は言い返してすっきりしたと同時に、子どもを見つめながら思わずため息をついていました。言い返してしまったことが正解だったのかは、正直わかりません。しかし、何も知らない第三者が、人の育児に口を出すのはやはり違うと思います。

育児の形は家庭ごとに異なりますし、正解はひとつじゃない。外野の声に振り回され、自分を責める必要なんてないのです。わが子を大切に思い必死に育てている私たちは、もう十分に頑張っています。自分が大切にしたい育児の軸を信じて、育児を楽しんでいきたいですね。

(ファンファン福岡公式ライター/うにぺこ)

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