「あなたはもう佐藤ではなく、中村ですものね」喜ばれると思って送ったお歳暮の差出人が“嫁の旧姓”で、怒り心頭の義母!嫁姑戦争の結末は…

ある日、義親に届いた贈り物の差出人が「嫁の旧姓」だったら…やはり面白くないものでしょうか。これは友人が新婚早々にやらかしてしまった、実際のお話。義親に気に入られようと贈ったお歳暮が、こんな事態を引き起こすとは思ってもみなかったのです。

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義実家へのお歳暮どうする?

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女性が結婚して一番変わること。それは、名字でしょう。
銀行の通帳の名義を変え、判子を買い換え、会社に新しい名前を申請する。

筆者の場合は、結婚して名前が変わることが寂しくて仕方ありませんでした。結婚して5年以上経ちますが、未だに旦那の名字に馴染みがなく、旧友との集まりで幹事を引き受けたら旧姓で予約をしますし、病院で名前を呼ばれても、自分のことだと気づかないことも多々あります。

現在は旧姓のまま働き続けて旧姓と新姓を使い分けている女性も多いと思いますが、義親の立場からすると
「嫁の自覚がない!」と腹の立つことなのでしょう。

そんなナイーブな名字問題で、嫁姑戦争になった友人がいました。

彼女が結婚してはじめての年末。義親に渡すお歳暮で頭を悩ませていました。
1年目に奮発してあまりに高級なものを贈り、今後それが当たり前になっても困る。 しかもお腹には赤ちゃんがいて、これからお金がかかる一方。

それでも、義親には喜んで欲しい。

そこで彼女は、食品関係の会社に勤めている特権を活かし、自社で評判の食品セットを社割りで購入して、お歳暮として贈ることにしました。普通に購入すれば、1万円以上の人気商品。間違いなく喜ばれるだろうと思っていたら、まさかのお叱りメールが届いたのです。

義母からお叱りメールが!

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「今日、お歳暮が届いたのですが、誰から贈られてきたものなのか、見当もつきません。 もしや佐藤〇〇さんって、貴方のことではないわよね? 貴方は、もう佐藤ではなく、中村ですものね。 貴方が厚かましく、恥知らずなことをしているとは思わないけれど、旧姓のまま働いてるってことはないわよね? 息子ちゃんが優しいから、働かせてあげているけれど、私達は主婦が家庭をないがしろにしてまで働くことは反対です。 もし旧姓がそんなに恋しいなら、いつだって旧姓に戻ってもらって構いませんから」

彼女は旧姓で仕事をしているため、差出人が旧姓のまま義親にお歳暮を贈ってしまったのです。

自分のミスを後悔しながら、義母からのメールを読み返して、ムカムカは募る一方。帰宅してからすぐに、旦那に対して大爆発しました。

怒りは旦那に爆発!

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「ねぇ、今私達が住んでる家、私の会社から家賃補助が出てるのよね?冬のボーナスも、私の方が少し多かった。子どもが生まれて、産休育休はとるけれど、福利厚生が手厚いんだから仕事には戻るよ。ダブルインカムでも家計は厳しいのに、なんで女が働く時に旦那の許可がいるの?そもそも主婦ってなに?義母さんはなにか勘違いしていない?」

そうまくし立てる彼女に、旦那は目をシロクロ!
以来「義親への贈り物は実子の役割」と決めて、彼女は実親にしか贈り物をしていません。
お歳暮やお中元、義親の誕生日、母の日、父の日…すべて知らんぷり。

メールアドレスも変更し、姑からの連絡はすべて旦那を窓口にして、最低限しかお付き合いをしていません。

子どもが生まれて、義親は孫の写真を送ってこいと催促しているようですが、面倒くさがりな旦那が果たしてまめに写真をとって送っているのか…彼女はノータッチです。

(ファンファン福岡一般ライター)

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