新入社員の反省しない仕事をなめた態度を注意→翌日に「パワハラです」と呼び出された話

職場トラブルで忘れられない出来事があります。ミスが続くわりには反省しない男性の新入社員を注意した翌日、まさかの反撃を受けました。理不尽すぎる展開に動揺しましたが、最終的には上司が味方してくれ、事態は思わぬ形で収束したのです。

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仕事をなめた態度が止まらない新入社員

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その新入社員Aさん(20代男性)は、入社して間もない頃から年上の先輩にも平然とタメ口を使い、注意されても全く響かないような態度でした。

「それ、あとでやるんで大丈夫っす」「今じゃなくてもよくないです?」
注意しても軽く流され、指示は後回し。チーム全体の進行にも影響が出始めていました。
ある日、業務が滞ったことで上司から私に確認が入り、私は意を決してAさん本人に注意することにしたのです。

やむなく注意した結果

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感情的にならないよう言葉を選びながら、
「言葉遣いと仕事の進め方を改めてほしい」と伝えました。

Aさんは一応「分かりました」と答えましたが、表情は明らかに不満そう。
正直、多少の気まずさは覚悟していました。しかし翌日、出社すると職場の空気が妙に重く、周囲の視線が私に集まっていることに気づいたのです。

衝撃すぎた“まさかの反撃”

ほどなくして上司から「少し来て」と呼ばれ、会議室に通されました。そこで告げられたのは、Aさんが私を名指しで「パワハラを受けた」と訴えているという事実。

「威圧的に怒鳴られた」「人格を否定された」と、事実とはまったく違う内容でした。注意しただけでここまで話をすり替えられるとは思わず、頭が真っ白に。まさか“指導した側”が加害者扱いされるとは、想像もしていませんでした。

別々のヒアリングで明らかになった真実

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上司は冷静に、まず私から事情を詳しく聞き取りました。その後、Aさん本人にも内容を一つひとつ確認したそうです。すると、Aさんの説明は日ごとに変わり、具体性もなく矛盾だらけだったとのこと。

最終的に上司は「これは注意の範囲内。パワハラには当たらない」と判断。Aさんには言葉遣いと報告姿勢について、改めて厳重な指導が入ったと聞きました。

職場トラブルは、注意した側が一瞬で悪者にされることもあります。今回の件で痛感したのは、感情論ではなく事実を積み重ねる大切さでした。

もし上司が冷静に状況を見てくれなければ、立場が逆転していたかもしれません。新入社員の非常識な言動に悩んだときこそ、一人で抱え込まず、正しい手順で対処することが重要だと学びました。

(ファンファン福岡公式ライター/ひなた葵)

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※この記事内容は公開日時点での情報です。

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