「世界を異なる形で再生させる旅の入口」をコンセプトに、半年ごとに1組のアーティストを別府市に招聘し、4年間で8つの作品を別府市内各所に設置するという「ALTERNATIVE-STATE」。これまでに、サルキス、マイケル・リン、トム・フルーイン、栗林 隆、中﨑 透、パノラマティクス・齋藤精一の6人の作品を展開してきた本プロジェクトでは、第7弾として、2025年12月23日(火)、現代アートチーム目[mé]の作品を公開します。
別府 アートプロジェクト「ALTERNATIVE-STATE」第7弾
今回手掛けるのは、別府市・鉄輪(かんなわ)の1軒の民家。目の前に拡がる風景そのものを問い直すような大規模なインスタレーションを手掛けてきたアートチーム目[mé]によって、別府を代表する温泉地・鉄輪の日常風景にどのような変化がもたらされるのでしょうか。
作品が公開される12月23日(火)にはアーティストと、本事業ディレクターの山出淳也氏によるトークイベントも開催(要予約、先着順)。別府のまちに新しく産声を上げるアートを体感し、作品やアーティストをより身近に知る機会となりそうです。

招聘アーティスト 目[mé]
目 [mé]

アーティスト 荒神明香、ディレクター 南川憲二、インストーラー 増井宏文を中心とする現代アートチーム。個々の技術や適性を活かしたチーム・クリエイションによる制作活動を展開。観客を含めた状況/導線を重視し、「いつも我々の眼前にある“ただの世界”を、あらためて経験するような」作品をさまざまな場所で発表している。
主な活動に『目 In Beppu』(2016/別府市)、個展「非常にはっきりとわからない」(千葉市美術館、2019)、『まさゆめ』(Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13、2019-21/東京都)(Engawa -A Season of Contemporary Art from Japan、2023/リスボン)(ベラノス・デ・ラ・ビジャ、2024/マドリード) などがある。「さいたま国際芸術祭2023」ではディレクターを務めた。
1.作品《space Ⅱ》作品お披露目会
作品の公開を記念して、テープカットや餅まきをおこないます。
日時:2025年12月23日(火) 13:30 – 14:00
会場:《space Ⅱ》作品前(大分県別府市大字鶴見北中地熱観光ラボ 緑間 別棟)
2.アーティスト・トーク
登壇:招聘アーティスト目[mé]
進行:山出淳也
([ALTERNATIVE-STATE] ディレクター/
Yamaide Art Office 株式会社 代表取締役)
日時:2025年12月23日(火) 18:00 – 19:30
会場:熱の湯温泉2階 公民館(大分県別府市鉄輪井田1)
定員:30名(要予約、先着順)
※トークイベントの申込、詳細は公式WEBをご確認ください。
概要
主催:混浴温泉世界実行委員会
ディレクター:山出淳也([ALTERNATIVE-STATE] ディレクター/Yamaide Art Office 株式会社 代表取締役)
問い合わせ TEL:0977-22-3560
混浴温泉世界実行委員会 事務局 (NPO法人 BEPPU PROJECT内)


