「私立幼稚園に通わせてこそ、いい親よ」「底辺に入園させるなんて、怖くてできないわ!」公立をバカにする“マウント”ママ友に天罰が!

初めてできたママ友。その中にマウントをとるママがいました。彼女はプライドが高く、私達と同じと思われたくないのかいつも上から目線。公立幼稚園に入園させる予定の私達のことをバカにしていました。でも、そんな彼女に天罰が下るような出来事が起ったのです…。

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初めてのママ友

写真AC

息子が2歳の頃、わが家はアパートに住んでいました。
そこは同世代の家族が住んでいて、偶然にも同じ棟に同じ年齢の子どもがいる家族が4組いました。

私たちはすぐに仲良くなり、育児の愚痴を言いあうなど、日頃のストレスを発散していました。でも、その中に一人だけ空気感の違うプライドの高いママがいたのです。通称、「マウントママ」。

近所の格安スーパーの話をしていても
「うちの子には無農薬の野菜しか与えられないし、肉だって決まったお肉屋さんに行くようにしてる。怖くないの?」なんて言われます。正直怖いと思った事はなかったので
「産地は気にするけど、そこまで気にしていないかも」と言うと
 「親としてその考えはおかしい!」と言われました。

それぞれの家庭があるし、こだわりたい人は勝手にしたらいいと思います。人に押し付けることこそ、おかしいと感じました。

幼稚園の話になると、マウントに磨きがかかり…

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息子は、翌年から地域の公立幼稚園に入園する予定でした。
マウントママ以外は、みんなその公立幼稚園に行く予定をしていました。

でもそれを聞いたマウントママは
「うそでしょ?公立幼稚園って貧乏な底辺の人が行く幼稚園よね。そんな所に通う子どもは質が悪いし幼児教育も何もないわよ。自分の子どもを底辺に入園させるなんて怖くてできないわ!」と、信じられない事を言うのです。

私の住んでいる地域は田舎で、緑が多いのどかな場所。広い園庭で遊ぶ子どもたちは、イキイキしているのを知っていました。他のお母さんもこれには黙っていられない様子で、反論しています。

それでもマウントママは
「私立幼稚園のような品のある環境に入園させてこそ、いい親だ」と豪語しました。
これをきっかけに私達はマウントママとは距離を置き始めます。

その一件から、一緒に集まる事は無くなりました。息子が仲のいい子と個人的に遊んだりはしますが、マウントママの姿は見かけなくなったのです。どうやらお受験対策で幼児教室に通っていたよう。よく駐車場で
「行きたくない」と泣く娘さんの声が響き渡っていました…。

まさかの再会

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そして幼稚園の入園式。
私達は、マウントママ抜きの3組の家族で入園式に行きました。一通り式が終わり、クラスに入ったら…

なんと「マウントママ」がいるではないですか!私はびっくりして声をかけました。
「あら、こんなところで会うとは思わなかったわ!」と言うと、気まずそうなマウントママ。

私は続けて
「お受験はどうだったの?」と聞くと
「うるさいわね。落ちたのよ!見る目がない面接官にウンザリだわ」と言うマウントママ。

私は笑いがこみ上げてきました。そして
「公立幼稚園もいいと思いますよ」とだけ言ってその場を離れました。

その後も、マウントママはいろんな人にマウントをとるので、早い段階で一人ぼっちになってしまいました…。
それでも、全身古臭いブランド服を身にまとい送迎しています。

子どもに罪はないですが、そんな親を見て育った娘さんも、性格がそっくりで幼稚園でも浮いている様子。早く目を覚まし、幼稚園になじめたらいいのにと思った出来事でした。

(ファンファン福岡公式ライター / まぁこ)

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