「お母さん、救急車呼びましょう」4歳娘が〝突然〟体調不良→3日間入院することに…一体何が?

わが家の娘は産まれてから特に大きな問題もなく、病気やケガをほとんど経験せずに過ごしてきました。そのため、4歳の時に「ただの体調不良」が入院にまで発展してしまった出来事は、衝撃的すぎてずっと忘れられないのです…。

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いつも通りの朝だったのに

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娘が幼稚園年少の頃、春休み直前のある朝。いつもどおり朝食を食べていたのですが、
「気持ちわるい…」と言って突然吐いてしまいました。熱や鼻水といった前症状もなく突然始まった体調不良。

「何が原因なんだ!?」と内心アワアワしながらも、汚れた服を着替えさせ娘を寝かせます。そして幼稚園に休みの連絡を入れて様子を見ることにしました。

まさかの救急搬送!?

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しばらく安静にしていると、ウトウトしはじめた娘。このまま寝れば回復するかなと思いきや…再び「オエッ」と吐いてしまったのです!これを午前中いっぱい繰り返し、とうとう娘は顔色も白くなってきて、私の心配も最高潮に達しました。

でも吐いてるから下手に動かせない…。どうしようかと悩んでいた時、ふと「#7119」の存在を思い出します。それは24時間365日(地域による)、救急安心センター事業につながる番号です。

私は藁にもすがる思いで電話をしました。対応してくれた看護師さんが丁寧にヒアリングしてくれた結果、「お母さん、救急車呼びましょう」とアドバイスされ、娘が産まれてから初めて救急車を呼ぶことになったのです。

本当に病人?救急車でテンション全開

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ひとまず医療機関とつながれてホッとしました。
「もうすぐ救急車くるからね!頑張ろうね!」ぐったりする娘を励まさなければと、必死に呼びかけたところ…
「えっ、救急車くるの!?」と、テンションが爆上がりしてしまう娘。

さっきまでの顔色の悪さはどこへやら。救急隊員さんも笑ってしまうほどニコニコしながら救急車に乗り込みました。
「元気そうですけど…でも万が一ってこともありますし、病院に搬送しましょうね!」と言ってくれたものの…
「ママ!車がよけていくよ!」「ずっとピーポーピーポー鳴ってるね」興奮状態の娘は救急車内でもおしゃべりが止まりません。

病院に到着した後も、見慣れない車椅子が登場して
「コレわたしが乗るの!?」とさらにテンションが上がる娘。
「もっとスピードだしてー」余裕のおふざけ発言まで飛びだしました。

こんな軽症で連れてきて…と思われていたらどうしようと不安でしたが、
お医者さんは「念のため検査しましょう」と言ってくださいました。娘は私と離れてレントゲン室へ連れていかれたのですが、そこで興奮が落ち着いたのか、待合室に戻ってきた時には再びぐったりした様子。

そして車椅子の上で嘔吐!元気な様子から一転したので、看護師さんやお医者さんも慌てて対応する事態となったのです。娘を心配する気持ちはもちろんありましたが、一方では「家に戻されなくて本当によかった…」と思いました。

初めての入院と検査の結果

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診断の結果、娘は急性胃腸炎と診断されなんと3日間も入院することに!幸いにも検査などでウイルス類は検出されず、食事制限と点滴で回復し、無事に退院することができました。

家に帰宅した4歳の第一声は「焼き肉たべたい」でした。これはもう大丈夫だな…!と、心の底から安心したのを覚えています。

重症化せずに治療できたのは、「#7119」で対応してくれた看護師さんや、搬送してくれた救急隊員さん、検査をすると決めたお医者さんのおかげです。「念のためね」という言葉に深く感謝した出来事でした。

(ファンファン福岡公式ライター/マママゲドン)

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