双子の息子たちが小学1年生のころ、自分で育てた朝顔の“つる”を使って、図工の授業でクリスマスリースを作りました。しかし、完成したリースを見て思わずビックリ!性格もクラスも違うのに、どうしてこんなに似るの?と目を疑ってしまうほど、そっくりな作品だったのです。
図工でクリスマスリースを作ることに
息子たちが通う小学校では、1年生で種まきから行い、水やりや観察などを繰り返しながら大切に育てる「アサガオ」。双子がいるわが家では、夏休みの前後に2つの鉢を抱えて学校と家を往復したのも、今では懐かしい思い出です。
2学期になると、アサガオの種を採ったあとに残った“つる”を丸くして乾燥させ、図工の授業でクリスマスリースを作ります。
リースの装飾用の材料は各家庭で用意することになっていたため「どんなリースにしたい?」と息子たちに聞きながら、材料集めをすることにしました。
リースの材料をあえて“同じ数”で

息子たちにリースの材料を考えてもらっても、なかなかイメージがわかない様子。そのため、リボンや毛糸、ベル、松ぼっくりや木の実、小さなプレゼントの形をしたオーナメントなど、色々な種類や形の“飾りになりそうなもの”を100円ショップで大量に購入しました。
全ての材料をあえて“同じ数”で用意して、息子たちに自由に選ばせてみることに。それぞれが何を選び、どのように飾っていくのか?どんな個性豊かな作品ができあがるのか?とワクワクしながら2人に持たせました。
完成した作品がほぼ同じ!?

先に図工の授業があったのが双子の弟のクラスでした。
想像力が豊かで図工が得意な弟。しかし、私のワクワクな気持ちをかき消すかのように、用意した材料を“選ぶ”などという行為はせず、ひとつ残らず全て使い切り、リースのまわりに飾りを散りばめたのです。その結果、斬新でゴージャスな作品が出来上がりました。
翌日、双子の兄のクラスでも図工の授業がありました。
どちらかというと、兄は図工が苦手。どんなリースを作ろうかと悩んでいたところ、前日に授業を終えた弟のクラス担任が、兄の教室へ「見本」を持ってきてくれました。
「見て見て~。昨日2組で作ったリース、ステキでしょ?みんなもこんな風に作ってみてね」と、授業の始めに、クラス全員の前で2つの作品を見せてくれたそうです。
そのひとつが、まさに双子の弟の作品だったのです!
自分が持っている材料と同じ材料で作り上げられた「見本」を見た双子の兄。弟の作品だとは知らないまま、同じように全ての材料を使いきり…。その結果、弟とほぼ同じのゴージャスな作品が完成しました。
双子とはいえど性格は真逆で、その違いが作品にも表れるはず…と、私は勝手に予想していました。そのため、持ち帰ってきた2つのリースを見た時は、思わず笑ってしまいました。
毎年飾られる“2つのリース”

まさか全ての材料を使い切ることも、双子の弟の作品が見本として紹介されることも、ほぼ同じ作品が完成することも…どれも想像していませんでした。
毎年クリスマスが来る度に、そっくりでゴージャスな2つのリースを並べて壁に飾ると、1年生の頃の懐かしい思い出がよみがえります。そして、並んでいるリースを見るたびにクスッと笑ってしまうのです。
(ファンファン福岡公式ライター/いと)





