ファンファン福岡編集部が2024年~2025年に取材した店舗をまとめて紹介する本企画。今回は、福岡市城南区の七隈線福大前駅周辺のおすすめグルメを紹介します。
※本記事は2024年~2025年に取材した内容をもとに構成しています。価格やメニューは変更の可能性があるため、最新情報は各店舗にお問い合わせください。
【1】offf
七隈線福大前駅1番出口から徒歩10分。福岡大学通用門の目の前にある油そばのお店です。コンクリートの質感を生かしたスタイリッシュな内装の店内で、ゆったりと食事や喫茶を楽しむことができます。

看板メニューの2本柱「あぶらそば」(880円〜)と「魚粉あぶらそば」(880円〜)には、多くのラーメン店が信頼を寄せる「製麺屋 慶史」謹製の太麺を使用。

モチモチと食べ応えのある麺の上に、挽(ひ)き肉、キクラゲ、もやし、玉ネギ、青ネギ、ニンニクを盛り付け、ガツンとうまみを感じる味に仕上げています。

お店を切り盛りするのは、店主の山下さん。実家の居酒屋や食堂で約10年腕を磨き、2023年3月に「offf」を開業しました。

「学生さんたちにお腹(なか)いっぱい食べてもらいたい」との思いから、油そばメニューは大盛り無料、さらに「しろごはん」(110円)は、大盛りor1杯お代わり無料のサービスを提供。

麺とごはんの二段構えで満腹間違いなし。そんな安心感が福大生の胃袋をがっちりとつかんでいます。


offf(オッフ)
住所:福岡市城南区片江5-46-23
アミール福大前202
電話:なし
営業:12:00~18:00(L.O.17:00)
休み:土、日曜、祝日
※2025年10月17日号掲載
【2】大和家
大和家(やまとや)は、福岡大学の近くで1982年から親しまれる食堂です。 丼物、カレー、定食、オムライスの具のバリエーションで50種類以上あるメニューはすべてデフォルトでも一般的な大盛り以上の量。

人気ナンバーワンの「とり唐揚丼」(700円)は唐揚げ5個、計約350gがご飯の上にそびえ立つボリュームで、大盛り(+150円)をはじめ、メガ盛りまで対応しています。唐揚げはジューシーな鶏ももの部位を使い、フルーツを利かせた自家製のたれに漬け込むなど、うまさと丁寧な手仕事を感じます。

「安くおなかいっぱいに、そして笑顔になってほしい。その思いで43年やってきました。先日は、創業当時学生だった常連さんが定年退職のあいさつに来たんですよ。お客さんの思い出の店になっているのが本当にうれしいですね」と目を細める店主の分山和彦さん。

分山さんの心意気に満ちた店は学生やサラリーマンでにぎわい、閉店時間まで客の波が途切れることはありません。しっかりとおなかをすかして、まず普通盛りを試すことを強くおすすめします。

大和家(やまとや)
住所 福岡市城南区西片江2-2-1
電話 092-861-0982
営業 11:00〜21:30(L.O.)
日曜、第2月曜休
※2025年3月14日号掲載
【3】しっとう家 福大店
しっとう家 福大店は、福岡大学のそばにあるコスパと盛りのすごさで知られる食堂です。メニューは定食(750円〜)や丼物(580円〜)など40種類以上。定食を注文すればご飯、みそ汁、さらにカレーまでセルフサービス&おかわり自由なのも人気の理由です。

「例えば『ホルモン鉄板定食』(830円)だと、まずは熱々のホルモンをそのまま食べて次はご飯に盛ってホルモン丼に、さらにご飯をおかわりしてカレーをかけてなど楽しみながらおなかいっぱいになれます」と話すオーナーの橋本直樹さん。

丼物は“特盛”ほか、具材がタワーのように盛られる驚愕(きょうがく)の“メガ盛り”にも対応。
「おいしいご飯があってこそ料理が引き立つ」と、山口県産の「しきゆたか」をはじめ、選び抜いた国産米のみを使うのもポイントです。

学生はもちろん、サラリーマンや工事関係者、女性リピーターも多数。

メニューは全てテイクアウトも可能です。オーナーの心意気を感じる名食堂。おなかをすかして“ガッツリ”モードで訪れてください。


しっとう家 福大店
住所 福岡市城南区梅林2-27-17
電話 092-776-8775
営業 11:00〜15:00、18:00〜22:00
日曜11:00〜21:00
月曜休
※2024年3月29日号掲載





