ファンファン福岡編集部が2024年~2025年に取材した店舗をまとめて紹介する本企画。今回は、福岡市中央区の渡辺通エリアのおすすめグルメを紹介します。
※本記事は2024年~2025年に取材した内容をもとに構成しています。価格やメニューは変更の可能性があるため、最新情報は各店舗にお問い合わせください。
【1】つけ麺魚雷 天神店

熊本の人気店が2024年1月、福岡に初進出。元美容室だった店構えはどこかレトロで懐かしい雰囲気です。こぢんまりとした店内のL字型カウンターに10席あり、注文は食券スタイルです。
カツオ・サバ・煮干し…1日分の仕込みで使う魚介は約6㎏!

1日分の仕込みで使う魚介はカツオ、サバ、煮干しなど約6㎏。豚骨や鶏がらなどと合わせて18時間炊いたスープにしょうゆのキレがさえます。福岡では熊本の店舗よりも豚骨の風味を強めに仕上げているそうです。

麺は熊本県益城町の老舗「富喜製麺所」に特注。約45cmの長さがあり、もちもちでコシのある食感が特徴です。

1番人気は「味玉魚雷つけ麺」(200~300g、1,250円)。辛みそ、一味唐辛子、自家製の辛油をブレンドした辛みと魚介のうまみが同時に広がります。残ったスープに「魚雷めし」(270円)を追加して、雑炊風もしくはリゾット風で味わうのがおすすめです。
辛さ控えめのメニューがお好みなら「つけ麺 カレールー付き」(200g、1,100円)を。スープに辛みはなくうまみを堪能できる一杯です。分厚いチャーシューや極太メンマが入っていて、ユズの皮もアクセントになっています。

途中でカレーをかけて“味変”を! 麺に絡めた方がスープに混ぜるより味がダイレクトに伝わるそうです。約6種類のスパイスを配合したカレーが加わることで、スパイシーな一皿に変身します!
一番辛い「激辛魚雷つけ麺」(1,300円~)には唐辛子の一種・ジョロキアが入っているそうです。「痛い」辛さで開店当初は思わずギブアップする人もいたとか…。それ以降、辛さを抑えたといいます。もちろん、平らげる猛者も少なくないそうです。
どのメニューも「温め直し」「スープ割り」が無料でできるのもうれしいポイント。紙エプロンも用意されています。ランチにも夜の締めにも大満足。つけ麺好きに刺さる一杯に出会えます。
つけ麺魚雷 天神店
住所:福岡市中央区渡辺通3-8-9
電話:092-753-9495
営業:11:00〜14:30、18:00〜21:00
※2025年8月22日号掲載
【2】お魚ことら

近年飲食店が増えている渡辺通エリアに、2024年1月にオープンした「お魚ことら」。
店主の耳塚達也さんは、魚が評判の居酒屋「寅寅寅(とらさん)」(福岡市中央区高砂)店主の長男。父から調理を学んだほか、柳橋連合市場の魚屋で経験を積みました。魚は事前に注文せず、その日市場で目利きして選ぶ仕入れのスタイルで、最も状態の良いネタを選び、仲卸から直接仕入れています。

「本日のおすすめ」では、旬の天然魚を刺し身やあぶり、焼きなど多様な調理法で味わえます。「ことらのポテサラ」(660円)や「出し巻き玉子」(660円~)などの一品料理も豊富でフードメニューは100種類近く! 日本酒(1合770円~)や焼酎(550円~)と合わせて居酒屋のように楽しめます。

鹿児島から仕入れる「豚ホルモン焼」(1,100円)にはのどの軟骨と頭肉を使用。締めには「手巻き寿司(ずし)」(各605円)や「お茶漬」(770円~)までそろう完璧なラインアップです。
お魚ことら
住所:福岡市中央区渡辺通5-3-23-1 プロスペリタ天神II 2階-A
電話:092-707-1960
営業:18:00~翌3:00(L.O.翌1:30)、土・日・祝12:00~22:00(L.O.21:00)
定休:月曜日
※2024年3月29日号掲載
【3】焦がし焼そばとサク唐 まるひ屋

「焦がし焼そば」は特注の生麺を注文ごとにゆで、鉄板で両面をしっかり焼き上げたパリッモチッとした食感が格別です。サクサク衣の「サク唐」もクセになります。店主は日田焼きそばでおなじみの大分県「想夫恋 総本店」で5年にわたり修業したそうです。
焦がし焼そば(並盛 昼 690円・夜 890円)は、カツオだしや3種類のソースをブレンドした「マル秘」ソースの香りとうまみが抜群!ランチタイム(11:30〜16:00)は、ハート目玉焼きと特製マヨを無料トッピングになります!

ランチタイムは「サク唐」(写真)付きのお得なコンビ(820円〜)も人気です。

焦がし焼そばとサク唐 まるひ屋
住所:福岡市中央区清川1-12-7
電話:092-406-5648
※2025年9月19日号掲載





