現在、九州国立博物館で開催されている、特別展「法然と極楽浄土」(11月30日まで)。この特別展は、令和6年(2024年)に迎えた浄土宗開宗850年を記念して開催されています。法然上人(1133~1212)ゆかりの宝物や、阿弥陀仏、来迎図、曼陀羅などの浄土教美術の名品が一堂に会します。
展示では、法然上人による浄土宗の立教開宗から、弟子たちによる諸派の創設、そして徳川将軍家の帰依による発展まで、850年におよぶ浄土宗の歴史をたどることができます。今回は本特別展の「物販コーナー」に注目!心の琴線に触れるような特別な出会いがあるかもしれませんよ。

九州国立博物館で‟極楽グッズ“を買い納め。ポップでかわいい癒しアイテムがずらり 特別展「法然と極楽浄土展」
阿弥陀仏、来迎図、曼陀羅等、何百年もの間、多くの人々に信仰されてきたご本像を拝み、その歴史に触れた後は、物販コーナーへ。本物に触れたからこそ心の琴線に触れる、そんな出会いがあるかもしれません。現代人の‟極楽“時間と言えばお風呂。風呂桶、タオル、入浴剤‥‥様々なグッズが揃っています。

オリジナルを元として、ユニークなイメージや言葉、カルチャーの読み直しやが行われるのも、ミュージアムグッズの面白さ。日本中の銭湯の風景を彷彿とさせるプラスチック製の風呂桶、その中央に描かれているのは、ポップな阿弥陀様と「極楽」の二文字。日々の疲れを癒す一品として、生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

