厳しい暑さが続いた今年の夏。1歳の娘を連れて、少し遠い公園に車でおでかけしました。ベビーシートを嫌がってはじめはもがいていた娘でしたが、いつしか車内が驚くほど静かに…。到着して後部座席のドアを開けた瞬間、目に飛び込んできたのは衝撃的な娘の姿でした。
かわいい盛りの娘と公園へ

1歳半になったばかりの娘は公園が大好き。歩きはじめに比べるとかなり上手に歩けるようになり、芝生の上をペンギンのようにトコトコと動きまわる姿がたまらなくかわいいです。
いつもは近くの公園に行くのですが、連日の酷暑の合間で気温が下がったので、車で1時間ほどの大きな公園に行ってみることに。最近ベビーシートを嫌がりはじめたので、長めのドライブは少々不安ですが、きっと途中で寝てくれるだろうと思いつつ準備をしました。
案の定、車に乗せようとすると、動きたい盛りの娘はベビーシートを拒否して大暴れ。ちょっと申し訳ない気持ちになりつつも、どうにか座らせました。やっと約1時間のドライブに出発です。
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車内でお昼寝成功!静かな車内で疑似ひとりドライブ
車を走らせること、15分ほど。少し眠くなってきたのか、娘がぐずりはじめました。「すぐ着くからね!」と声をかけつつ、運転中の私は真後ろの後部座席にいる娘の顔は見えません。
どうにか脱出しようと、ベビーシートの中でもがいているような音が聞こえます。運転中の私はどうすることもできないので、そのまま疲れて寝てくれることを祈りつつ、運転に集中します。
しばらくすると、娘の泣き声ももがいている音もパタッと聞こえなくなり、娘は眠ったようです。お昼寝成功にホッとしつつ、私は低めの音量でお気に入りの曲を聴きながら、目的地の公園まで久しぶりの静かなドライブを楽しみました。
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公園に到着。寝ていると思っていた娘は…

目的地の公園に到着!娘が寝てから30分ほどしか経っていませんでしたが、お昼の時間も考えて、娘を起こすことに。車を降りて後部座席のドアを開けるとそこには…。
「わぁっ!なにこれ!」
思わず、大きな声を出した私の目の前には、顔から足まで真っ白になった娘の姿がありました。体中が液体でべちゃべちゃの状態で、服も真っ白。手には日焼け止めのチューブが握られています。前回のおでかけのあと、後部座席の中央にあるドリンクホルダーに置きっぱなしになっていたものでした。
娘は何食わぬ表情で私を見上げ、「どうかしました?」とでも言いたげ。服のシワの間にできた“日焼け止めの水たまり”をチャプチャプと手で叩いています。ピュアすぎる子どもの好奇心に心底驚かされつつ、思考停止状態の私はしばらくその姿を眺めていました。
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こんなときに限って忘れ物しちゃうもの
とりあえず持ってきていたウェットティッシュで日焼け止めを拭いてみましたが、しみ込んだ日焼け止めが取れるはずもなく。今日に限って娘に黒い服を着せていて、白い跡が目立ちます。そして、不運は重なるもので、着替えを家に忘れていることに気がつきました。しっかり準備をして忘れ物チェックもしたはずなのに、私としたことが…。
しょうがないので、拭きとれる分だけきれいにして、娘と公園に行ってみることに。ベビーシートの掃除など後片付けを考えると気持ちがげんなりしましたが、「しっかり日焼け対策できたね!」と気持ちを切り替えました。
よく考えてみれば、最近の娘はチューブものが大のお気に入り。「ぬりぬりー!」と自分で塗るのも楽しかったようで、日焼け止めが格好のおもちゃになってしまったようです。届かないだろう思っていた場所にも、いつの間にか手が届く。そんな成長と好奇心を感じつつ、これからはより一層気をつけようと思った出来事でした。
(ファンファン福岡公式ライター/Tonari_usagi)



