大分県日田市大山町の農作物を使った料理をバイキング形式で楽しめるレストラン「木の花ガルテン」(本店:大分県日田市)。農家で長年親しまれてきた料理をベースにしていて、食べるとどこかほっとする味が人気です。そんな木の花ガルテンが、毎年この時期に予約販売している「農家おもてなしおせち」。今回はその中から、おせちに欠かせない縁起物を紹介します。

出典:木の花ガルテン
問い合わせ続々!栗と干柿のおいしすぎる組み合わせ

出典:木の花ガルテン
「食べてみて感激した!」と、注文した方から熱い支持を受けているのが、「栗金団(きんとん)の干柿包」。栗金団を干し柿で包んだ、とても手の込んだ一品。栗も柿も大山の秋の味覚を代表する果物です。
「干し柿だと思って食べたら、中に金団が入っていてびっくりした」
「大人気で、家族でいつも取り合いになる」
「これがあるから毎年注文している」
という声も。九州ではあまりなじみがないメニューかもしれませんが、干し柿と栗の優しい甘さがくせになるおいしさです。干し柿のオレンジ色と栗金団の黄色の取り合わせも、目を楽しませてくれます。
「おせちに入れるだけでなく、別売りしてほしい!」という声もあるそうですが、手間がかかるということもあって、おせちだけの特別メニューなのだそうです。ぜひこの機会に味わってくださいね。
長寿と喜びにあふれた新年を願って

甘みや栄養がぎゅっと凝縮され、しわが刻まれた干し柿には、長寿の願いが込められています。柿の木自体も樹齢が長いことから、長寿を象徴する木とされているそうです。また、「柿」には幸せを「かき集める」という意味が掛けられているほか、「嘉来(かき)」という字をあてて縁起物として扱われていたとのこと。ぜひお正月に食べたい食材ですね。

栗金団はその色から、輝く財宝を象徴し商売繁盛をもたらすとして、おせちではおなじみ。また、干した栗を臼(うす)でつき、殻と渋皮を取り除いたものを「勝ち栗」といい、古くから祝いごとに使われてきました。臼でつくことを「搗つ(かつ)」ということから転じたと言われています。
丸くてつやのある姿かたちがお祝いにふさわしい「栗の甘露煮」

出典:木の花ガルテン
大山町の栗をしっかりと味わえるのが「栗の甘露煮」です。毎回「農家おもてなしおせち」に登場していて、老若男女を問わず人気のある定番メニュー。丸くてつやのある姿かたちが、新年のお祝いにふさわしい一品です。
丸くてつやのある縁起物と言えば、こちらもおせちの定番「黒豆」。

出典:木の花ガルテン
黒豆はその名前から「まめに働く」に掛けられ、つやつやとした見た目から「いつまでも若々しく」という願いが込められているとか。
「農家おもてなしおせち」では、暖地である九州でも栽培しやすいよう品種改良された黒大豆「クロダマル」を使用。苦みが少なくかたちの良いクロダマルを、甘さ控えめの味でふっくらと炊き上げました。
黒い色は、抗酸化作用のあるアントシアニンによるもの。さらに、大豆イソフラボンも含まれていて、美肌やアンチエイジングをサポートします。
多品種少量生産だからできる産地直送のおせち

出典:木の花ガルテン
今回で18年目を迎える「農家おもてなしおせち」。新年にふさわしいお祝いの料理を33種類も詰め合わせました。毎年内容を見直し、趣向を凝らした新メニューを加えているそうですから、何度も頼んでいるという人でも楽しみですよね。
大山町は広さ約45k㎡、しかもその8割が山林という小さな地域です。なのに、どうしてこんなにバラエティー豊かなメニューを作れるのでしょうか。その理由は、昔から多種多様な農産物を少量ずつ作ってきたから。その土地の気候と風土に寄り添い、自然の恵みをいただくという営みをずっと続けてきたのです。
木の花ガルテン大山町本店の農産物直売所には、毎日たくさんのとれたて野菜や果物が並びます。加工品も含めると600品目も販売されているとのこと。大山町だからこそできる産地直送のおせちです。
注文は12月15日(月)までですが、数に限りがあるので、15日より前に完売する可能性も。早めの注文をおすすめします。
「農家おもてなしおせち」の注文と詳細は、下記の「木の花ガルテンウェブサイト」ボタンから。
【木の花ガルテンウェブサイト】農家おもてなしおせち
URL:https://ooyama-osechi.shop-pro.jp/
提供:木の花ガルテン
