“包まれるより包みたいまじで”をキャッチフレーズに福岡市内3店舗、福岡県久留米市に1店舗を展開する「博多一口餃子(ぎょうざ)たけとら」。大人気の看板商品「博多一口餃子焼10個」が、なんとワンコイン!500円で味わえると知り、今泉店(福岡市中央区)へ行ってきました。

巨大鉄鍋で焼く大人気の博多一口餃子

案内されたのは1階のオープンキッチンを囲むカウンター席。キッチンの中央にドンと据えられた二つの大きな鉄鍋が目に飛び込んできます。

直径約50㎝、一度に100個の餃子が焼ける大きさ。多い日で3,000個を焼くという大人気の一口餃子は、粗めに仕上げた牛と豚の合いびき肉を使用。白菜とニラ、ニンニクを加えて店内で手ごねし、一つ一つ手包みしているそうです。

注文は卓上に置かれた2次元コードをスマホで読み取るモバイルオーダー方式。オーダーが入ると店長の小野雄大さんが鉄鍋に手際よく餃子を並べて焼き始めます。

おいしそうな香りがただよってきたところで、水を回しかけ、ふたをして蒸し焼きに。ジュワーッという音とともに蒸気が上がります。
染み出る肉汁とむっちりした肉の食感

焼き始めてから待つこと5分少々、焼きたての一口餃子がこちらです。

まずはそのまま一つ目をパクリ!熱々の餃子は、焼き目がついた皮がカリッとしていて、かむと肉のうま味とニンニクの香りが広がります。
染み出る肉汁とむっちりとした肉の食感。もちもちした皮と、あんのバランスが良く、小さいのにとっても食べ応えがあります。「一口で食べられる大きさながらガツンとくるニンニクの香りとジューシーさ」「皮とあんが口の中で同時にすっとなくなるような食べ心地」を追求していると、店長の小野さんが教えてくれました。

半分を食べ進んだところで、今度は「たけとら」オリジナルのたれを付けていただきます。酢の酸味の中にだしの風味を感じるたれにラー油をひと垂らし。さっぱりとした味わいになり、あっという間にお皿が空になってしまいました。
「たれアリ」と「たれナシ」、この調子で3皿くらいペロッと食べられそうなおいしさでした。
カウンター席からは料理を目でも楽しめる

1階はオープンキッチンを囲むカウンター席がメイン。目の前で料理が出来上がる様子を楽しめます。テラスと中2階がテーブル席になっています。メニューは刺し身や自家製チャーシュー、激辛麻婆豆腐など60種類超と豊富。

店内には駄菓子コーナーも。1回300円で30秒間駄菓子の詰め放題ができます。

店長の小野さんは、「味はもちろん、目でも楽しんでいただけるよう、料理のライブ感も大切にしています。1人でいらっしゃる女性も多いですよ。気軽に足を運んでください」と話していました。
博多一口餃子たけとら今泉店
住所:福岡市中央区今泉1-12-8
電話:092-753-9620
URL:https://www.instagram.com/taketora_imaizumi/
※2025年10月3日号掲載


