宅配弁当や総菜に頼るのは気が引ける… そんなワーママの私が編み出したのは「曜日別献立」戦略。平日は毎週同じメニューを繰り返すことで、買い物と調理の時短に成功!さらには冷凍野菜や作り置きを駆使し、家族の満足度もキープしています。ちなみに、これは手抜きじゃなくて戦略です!
ワンオペ育児は時間との戦い
平日は9:30~17:30のフルタイム勤務 で帰宅後は完全ワンオペの私。玄関を開けた瞬間から、時間との勝負が始まります。まずは、子どもたちの宿題チェックからです。
塾や学校の宿題、ドリルの採点、そして翌日の宿題の準備…。いったい、いつ終わるのかしら?この合間に夕食の準備なんて、正直言って無理ゲーです。
でも、宅配弁当やスーパーの総菜に頼るのは、添加物や価格が気になって抵抗がある私。夫や周囲の人に「手抜きしてる」と思われたくない。そんな私がたどり着いたのが、「曜日別献立」戦略でした。
作り置きこそ最強

週末の土日、わが家のキッチンは「たった一人の戦場」と化します。冷凍野菜を駆使して、ひたすら作り置きと冷凍保存の繰り返し。冷凍庫に鎮座している作り置き定番メニューは以下の通りです。
- ギョーザ(冷凍キャベツと冷凍カットネギ使用)
- ミートソース(冷凍玉ねぎ使用)
- チーズハンバーグ(1kgのミンチと冷凍玉ねぎで大量生産)
- 鶏のから揚げ(1kgの鶏もも肉で大量生産)
- 白米12合炊いて冷凍保存
これらを毎週末に仕込んでおけば、平日の夕食準備はほぼゼロです。前夜のうちに冷蔵庫へ移して一晩解凍しておけば、翌日帰宅後は、すぐにレンチンで「いただきます」ができます。
さらなる時短戦略として、わが家では平日の夕食メニューが完全に固定化されています。実際、わが家の一週間の平日メニューは以下の通りです。
- 月曜:カレーライス
- 火曜:チーズハンバーグ
- 水曜:鶏のから揚げ
- 木曜:ミートソースパスタ
- 金曜:ギョーザ
このように、夕食のメニューを決めてしまえば、それに続く買い物も調理も作り置きも、迷うことはありません。「今日何作ろう」の精神的な負担が激減します。
自分の時間を持ちたい子育て中のママや忙しいワーママに出会うと、つい自分の時短戦略をおすすめしたくなります。
固定メニューでもノークレーム

「毎日同じメニューなんて、飽きるんじゃない?」そう思われるかもしれませんが、わが家ではノークレームです。その理由は、家族全員の好みに合わせて自然に定着したメニューだからです。
子どもたちも夫も好き嫌いがないメニューを固定化しているので、みんなが同じものを美味しく食べられます。夕食のメニューについて誰も文句を言わないし、むしろ「今日は〇〇の日だね!」などと、子どもたちは楽しみにしているくらいです。
実は、朝食も同様に固定メニューで回しています。
- 納豆ごはん
- そぼろ&卵の二色丼(そぼろも作り置き)
- フレンチトースト
- バナナパウンドケーキ
- ホットケーキ
この5つを順番に回すだけで朝のバタバタする時間でも、迷わず準備ができるのでとっても効率的です。さらには、週末のご飯もだいたい決まっています。時々リクエストがあれば、煮込み料理などを追加することもありますが、まったく私の負担にはなっていません。
これは手抜きじゃない、戦略だ!

「毎日違うメニューを考えるのが母の務め」なんて、もう時代遅れ!献立を固定すれば、買い物も調理もグッと時短できて、心にも余裕が生まれます。特におすすめなのが「冷凍野菜」の活用です。
野菜を調理するとなると、洗って、皮をむいて、カットして、火を通して…。下処理だけでかなりの手間と時間がかかりますよね。私の場合、特に「みじん切り」が面倒で、正直それだけで料理のやる気が失せることもありました。
そんなときに出会ったのが、みじん切り済みの冷凍キャベツや玉ねぎ。これがもう、時短の神アイテム!袋から出してそのまま使えるので、ギョーザやハンバーグ、ミートソースなど、わが家の定番メニューに大活躍しています。
ママ友に「え、毎週同じメニューなの!?」と驚かれることもありますが、私は胸を張って言い返します。「これは手抜きじゃないからね!時短戦略っていうの!」
(ファンファン福岡公式ライター/ダイワ エノ)


