給食を見て「まずそう!」発言… 公立小を見下すママ友の暴言にドン引き

ママ友との関係に、疲れたり悩んだりしたことはありませんか?私は子どもが通う保育園で、衝撃的な価値観をもつママ友と出会ってしまいました。それは「公立小学校なんてあり得ない!」という教育へのこだわり。教育の選択肢が広がる今の時代、あなたならどう感じますか?

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やっとできた仲良しのママ友

保育園のお迎えで顔を合わせるようになった、3歳次男と同じクラスに子どもを持つママさん。人見知りしない私はすぐに声をかけ、自然と仕事や家庭の話もできる関係になりました。

わが子が通うのは外国人家庭の多いインターナショナル保育園。長男のクラスでは日本人ママ友ができていたものの、次男のクラスではなかなか出会えずにいました。だからこそ、日本人ママとやっと仲良くなれたことがとてもうれしく、育児の悩みを語り合ったり、家族ぐるみで出かけたりしていました。

仲良くなればなるほど明るみになる、ママ友の本性

写真AC

そのママ友と仲良くなってから約半年が過ぎたころ。子どもの成長とともに、教育的な内容の会話が増えるようになりました。

ママ友は、ご自身が小学校受験を経験していて、小学校~大学まで私立。子どもが4~5歳になれば、小学校受験をするなら塾に行くなどの対応をしていかなければならない時期になります。

そのためか、
「公立でいろんなお友だちと関わった方が良いって旦那は言うけど、私は知らなくていい世界があっていいと思うんだよね~」
「公立って汚いし、ほんと無理」など、公立を否定する発言ばかりになってきました。

私は、小学校から専門学校までずっと国公立。彼女の発言について最初は「そう思うのか~」くらいにしか感じていませんでしたが、会話の大半が「公立否定」になり、やや不快感も覚えてきました。私は小学校受験をしたこともないし、話に共感してあげられません。

「でもさ、公立でも楽しかったし、学校で出会った友だちと大人になってからもずっと仲良いよ~!」と伝えても、聞く耳持たずの状態でした。

「こんなにまずそうな給食食べてんの?」

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そんなある日、そのママ友から衝撃の連絡が。
「公立小ってこんなまずそうな給食を食べてんの?ありえなーい」と公立小学校の給食の写真が送られてきたのです。その写真を見ると、パンに牛乳、スープ、魚、ヨーグルトと、公立の小学校に通っていた私にとっては、ごく普通の給食でした。

日常的にメッセージのやりとりをしていたので、彼女にとってはただの「感想」だったのかもしれません。しかし、あまりにも偏っていて見下したような発言で「私への嫌がらせ?」とも感じ、怒りを覚えました。

それからというもの、なんとなくママ友への苦手意識を覚え、会話がはずむことも減り、向こうからも会話をしてこなくなりました。向こうも話が合わないと感じたのかもしれません。

そのころには、次男のクラスで他のママ友もできていました。私から他のママ友へ、子どものおともだちの話をすることは避けていましたが、「〇〇ちゃんのママほんと変わってるよね」と自然と耳に入るように…。そう、彼女の言動に違和感を覚えていたのは、私だけではなかったのです。

子どもの教育の価値観は、とても難しい話題

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子どもの教育に関する価値観や選択って、とてもデリケートな話題ですよね。どれも正しい、間違い、とは言えないことだと思っています。

私は公立育ちなので、公立で学べてよかったこともたくさんあります。もちろん、私立のように学校設備の整った環境への憧れもあり、自分の子どもたちが学びたいのなら、ぜひ通わせてあげたいです。

ただ、自分の価値観を相手に押し付けてはいけないし、まして否定的な言葉を使い続けるのは親としてどうなんだろう… とも。

子どもが楽しく、気持ちよく通学できるように、子どもに合った環境の学校を選択すること。またママ友ともうまく付き合っていくことが、子どもにとって心地よい環境を提供する手助けとなるのだと、改めて気づかされたエピソードでした。

(ファンファン福岡公式ライター/うにぺこ)

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