食欲を刺激する辛くてうまい“旨辛”グルメを、福岡市地下鉄沿線から厳選。ピリ辛から激辛まで、ご褒美ランチや気分転換にもぴったりな味を巡ってみませんか? 七隈線渡辺通駅から徒歩約5分の「つけ麺魚雷 天神店」を紹介します。※価格は全て税込み

熊本から初進出。福岡では“豚骨感”強めの味に!

熊本の人気店が2024年1月、福岡に初進出。オープンから1年以上たった現在も、開店前に10人ほどの行列ができているといいます。

元美容室だった店構えはどこかレトロで懐かしい雰囲気です。こぢんまりとした店内のL字型カウンターに10席。食券スタイルで注文します。

1日分の仕込みで約6㎏の魚介を使用

1日分の仕込みで使う魚介はカツオ、サバ、煮干しなど約6㎏。豚骨や鶏がらなどと合わせて18時間炊いたスープにしょうゆのキレがさえます。福岡では熊本の店舗よりも豚骨の風味を強めに仕上げているそうです。

麺は熊本県益城町の老舗「富喜製麺所」に特注。長さはなんと約45㎝! 魚雷のスープに合わせた特注麺はもちもちでコシのある食感が特徴です。

1番人気は「味玉魚雷つけ麺」(200~300g、1,250円)。辛みそ、一味唐辛子、自家製の辛油をブレンドした辛みと魚介のうまみが同時に広がり、爽やかに共鳴します。

食べ進めると中盤以降に汗ばんできました。味玉をほお張ると辛みが緩和されて、口休めになります。
残ったスープに「魚雷めし」(270円)を追加するのがおすすめの食べ方。ご飯、卵、ほぐしたチャーシューを混ぜて、雑炊風もしくはリゾット風で味わってみてください。

辛さ控えめのメニューがお好みなら「つけ麺 カレールー付き」(200g、1,100円)を。スープに辛みはなくうまみを堪能できる一杯です。分厚いチャーシューや極太メンマが入っていて、ユズの皮もアクセントになっています。

途中でカレーをかけて“味変”を! 麺に絡めた方がスープに混ぜるより味がダイレクトに伝わるそうです。約6種類のスパイスを配合したカレーが加わることで、スパイシーな一皿に変身します!

一番辛い「激辛魚雷つけ麺」(1,300円~)には唐辛子の一種・ジョロキアが入っているそうです。「痛い」辛さで開店当初は思わずギブアップする人もいたとか…。それ以降、辛さを抑えたといいます。もちろん、平らげる猛者も少なくないそうです。
どのメニューも「温め直し」「スープ割り」が無料でできるのもうれしいポイント。紙エプロンも用意されています。
“うまさ”を追求しながら日々進化!

熊本で創業してから15年ほど。味は今も進化中!「知名度が低かった頃は、今よりもどろどろ系のスープでした。さらっとした口当たりで、うまみを濃縮させる味わいに変化させました」と店長の松永安生さん。
ランチにも夜の締めにも大満足。つけ麺好きに刺さる一杯に出会えます。

つけ麺魚雷 天神店
住所 福岡市中央区渡辺通3-8-9
電話 092-753-9495
営業 11:00〜14:30、18:00〜21:00
定休 年末年始ほか
アクセス 福岡市地下鉄七隈線・渡辺通駅から徒歩約5分


