洋服のおさがり先に注意! クレクレママ友を引き寄せちゃった話

子どもが着られなくなったけどまだ綺麗な洋服、どうしていますか? わが家ではたびたび知り合いに譲ってきたのですが、まさかその行為がトラブルに繋がりかけるとは思いもしませんでした…。

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児童館で仲良くなったママ友Aさん

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 地元の児童館では、月に数回、未就学児を持つ親同士の交流会があります。施設のおもちゃで子どもは自由に遊び、ママたちはそれを見守りながら息抜きにおしゃべり。私も何回か参加するうちに、Aさんというママ友ができました。

 Aさんのお家の2人の姉妹と、わが家の姉弟は年齢が近く、児童館がない日も予定を合わせて遊ぶことが増えていきました。そんなある日、娘の小さくなった夏服がかなり出てきたので
 「よかったらお子さん着ませんか?」とAさんに提案。
 「えっ、いいんですか!? 嬉しいです!」と言われ、とても喜んでもらってくれました。

2回目に洋服をあげた時の反応にモヤモヤ

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 それから数カ月後、今度は小さくなった冬の子ども服が出てきました。夏服をあげたことを思い出し、またAさんに声をかけようと考えた私。
 「もしよければ冬服もいるかな?」と聞いてみました。

 すると、Aさんは目を輝かせて一言。
 「待ってました!!」ん… 第一声がそれ…? Aさんのその反応に、少し違和感を覚えました。

 まずは「ありがとう」とか「いいの?」といった言葉が出てくるものではないのでしょうか? 自分の心が狭いのだろうかと若干モヤモヤしつつ、冬服を渡したのでした。

別のママ友からクレクレ要求!?

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 Aさんにおさがりをあげた後日。いつものように子どもと児童館で遊んでいると、Bさんというママからも声をかけられました。Bさんのお子さんとも一緒に遊ぶことはありましたが、ママ同士は特別親しい仲ではありません。

 何かあったのかな? と聞いてみると…
 「あなたの子、洋服は何サイズ来てる? 小さくなって着れなくなったものとかある?」とのこと。

 今までBさんとはおさがりの話になったこともなく、突然のクレクレだったので、びっくりして一瞬固まってしまいました。実はこのBさん、Aさんのお家の隣に住むママなのです。おそらくAさんがおさがりをもらったことを知って、私に話しかけてきたのでしょう。

 ここで厳しく拒否すると、今後会うたびに気まずくなってしまい、この児童館に行きづらくなるのも嫌だなと考えた私は、なんとか笑顔をつくりながら、
 「この間片づけちゃったばかりだから、今あげられるものはないなぁ… また出てきたら声かけるね!」

 幸いにもBさんは「そっか! よろしくね」と引き下がってくれたので一安心。ですが、AさんにおさがりをあげたことがBさんを引き寄せてしまったことは間違いありません。

譲り先の見極めは慎重に

 このまま関わり続けると、さらなるトラブルに発展しそうな気がしました。Aさんとは距離をおこうと決め、児童館の交流会をしばらくお休みすることに。最初はお誘いのLINEが来ていましたが、体調不良や予定があることを理由に複数回お断りしてしまいました。

 すると数カ月経つ頃には、連絡が来なくなったのです。Aさんから私への関心が薄れたかなと思い、児童館へ行ってみました。久しぶりに訪れると… AさんもBさんも姿が見えません。職員さんに聞いてみたところ、2人とも仕事復帰したので平日はほとんど来ないそう。

 こうしてクレクレママ達との交流は終わりを迎えました。ですが、そもそも関係性がこじれたのは、私がおさがりをあげたことがきっかけです。「気持ちよくお譲りできる間柄か、慎重に見極めるべき」という教訓になった出来事でした。

(ファンファン福岡公式ライター/マママゲドン)

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※この記事内容は公開日時点での情報です。

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