7月20日(日)開催される参議院選挙を控え、7月18日(金)~20日の3日間、こどもの職業・社会体験施設「キッザニア福岡」(福岡市博多区)にて、子どもたちが比例代表方式で実在の政党に投票体験する「キッザニア模擬選挙」が開催されています。今回は18日、初日の様子をお届けします!
本番に近いリアルな環境で、投票にチャレンジ!
「投票所」には、実際の「参議院議員通常選挙」で使われている政党のポスターやおもなマニュフェスト、重点政策などが掲示され、また自治体で実際に使用している投票箱や本物に近い素材を使用した投票用紙などを用い、本番に近い環境・方法で投票をおこないます。

オープン後、早速二人の女子が投票にやってきました。入場して、まずは投票用紙を一枚ずつ受け取ります。

その後、スタッフから「国会」「衆議院・参議院」「選挙」「政党」などに関する説明を聞きます。馴染みがない言葉もあったかもしれませんが、二人とも真剣に説明を聞いていました。

説明を聞いた後は、投票所に掲示されてある各党のマニュフェストを確認。それぞれの政党が、どのようなことを掲げているのか、じっくりと見ています。

二人とも投票先は決まった模様で、次は記載台に移動。比例代表方式で、投票用紙に自分が選んだ政党の名前を書いています。後ろ姿から、ほのかに緊張の様子が伝わってきます。

二人はこの日最初の投票者ということで、投票箱に何にも入っていないか「ゼロ票確認」もおこなっていました。

いよいよ投票箱に投票用紙を投函!


いろいろな政党の公約の中から、自分が良いな、こうなってほしいな、と思ったものを選び、そこに一票を投じるという「選挙・投票」の醍醐味を体験できたようです。

その後、政策に関連したアンケートに、回答。「ロボットやAIが先生になって授業をすることに賛成?反対?」「こども(15歳以下)のSNS利用を禁止することに賛成?反対?」といったアンケートに対し、それぞれの意見を示していました。
参加した二人に感想を聞いてみました
「社会保険料とか難しい言葉もあったけど、この一票で変わるかも、と思うとワクワクしました!」
「母の投票にもついていきたいと思ったし、18歳になったら自分も選挙に行きたいと思いました!」
と模擬選挙を通して、一票の重みや投票の大切さについて感じ取り、二人とも選挙権をもったら投票に行きたい、と話していたのが印象的でした。
この模擬選挙は、20日(日)まで開催中。実際の参院選のタイミングだからこそ、投票の大切さについて、お子さんと考えるきっかけになりそうです。

