九州国立博物館で特別展「九州の国宝 きゅーはくのたから」が8月31日(日)まで開催中です。開館20周年を記念した同展のテーマは「宝」。九州・沖縄にゆかりのある国宝と、同館所蔵の名品が一堂に会します。
展示の仕方にも驚きやワクワクが!
九州・沖縄に深い関わりを持つ60点以上の国宝が集合。福岡の国宝として有名な「金印」や菅原道真も鐘の音を聴いたといわれる「梵鐘」をはじめ、絵画、刀剣、工芸といったあらゆるジャンルの国宝がめじろ押しです。
九州の地で九州ゆかりの国宝がまとまって展示されるのは27年ぶり。この貴重な機会をぜひお見逃しなく!
このほか、同館が収集してきた作品から研究員のイチオシを紹介。自由で楽しい見方と発想を促すような展示の仕方にも注目です。コレクションから選抜された個性豊かな9作品、「きゅーはくトレジャーズナイン(QT9)」に投票できるコーナーも。
この夏は「推し」作品を探しに、博物館に足を運んでみてはいかがでしょうか。作品についての理解が深まる講演会も開催予定です。詳しくは公式サイトで確認を。
展示品

国宝 金印
福岡県志賀島出土 中国・後漢時代 弥生時代 1世紀 福岡市博物館
【展示期間】7月23日(水)~8月3日(日)

国宝 梵鐘
飛鳥時代 7世紀 福岡・観世音寺

国宝 太刀 名物 日光一文字
一文字派 鎌倉時代 13世紀 福岡市博物館 撮影:要 史康

国宝 金製耳飾(江田船山古墳出土品)
熊本県江田船山古墳出土 朝鮮半島・加耶 古墳時代 5-6世紀 東京国立博物館


重要文化財 唐船・南蛮船図屏風
狩野孝信 江戸時代 17世紀 九州国立博物館
【前期】右隻および高精細複製の左隻 【後期】左隻および高精細複製の右隻
九州の国宝 きゅーはくのたから
期間 〜8月31日(日)開催中
【前期】7月5日(土)~8月3日(日)
【後期】8月5日(火)~8月31日(日)
※本展では一部作品を展示替えいたします
場所 九州国立博物館(福岡県太宰府市石坂4-7-2)
料金 一般 2,000円
高大生 1,000円
小中生無料
営業 日、火〜木曜
9:30〜17:00(入館16:30まで)
金、土曜【夜間開館】
9:30〜20:00(入館19:30まで)
休み 月曜休館
※7月21日(月•祝)、8月11日(月•祝)は開館、
7月22日(火)は休館
問い合わせ
ハローダイヤル 050-5542-8600
(9:00~20:00/年中無休)


